●地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター(都産技研)では、2017年度から、東京都の委託を受けて、「医療機器産業参入におけるものづくり系中小企業等に対する技術的支援事業」を行っています。この事業では、臨床・研究機関や製販企業のニーズと、中小製造業のシーズのマッチングを図るとともに、技術的なサポートを行っています。また、この事業の一環として、新しい医療技術、及び医工連携開発事例に関するセミナーを開催しており、特にものづくり系中小企業の皆様へ情報提供を行っております。

●今回のセミナーでは、先端工学を融合させた医工連携技術をテーマとし、最新のテクノロジーを盛り込んだ医療技術を紹介いたします。東京⼥⼦医科⼤学⼤学院医学研究科教授の村垣善浩⽒には、より⾼い安全性が要求される脳腫瘍外科⼿術において、リスク回避による安全性の向上と治療効果の定量予測により、患者の術後のQOL向上を⽬指す『AI Surgeryを実現するスマート治療室SCOT』についてお話いただきます。また、慶應義塾⼤学理工学部教授の三⽊則尚⽒に、週3回の通院と毎回4時間の床上安静を強いられる⼈工透析に対し、マイクロ流路とナノ多⽳膜を⽤い、この負担を週1回程度に減らす、『患者QOLを劇的に改善するインプラント⼈工腎臓』について、三鷹光器株式会社取締役の中村勝之⽒には、『プロジェクションマッピング技術を応⽤した⼿術ガイドシステムMIPS』について医工連携事例をご紹介いただきます。

セミナープログラム

14:00~14:05

主催者挨拶

(地独)東京都立産業技術研究センター 企画部 部長

小林 丈士

14:05~14:55

講演1:
「AI Surgeryを実現するスマート治療室SCOT」

1986年神戸大学医学部卒業、1992年より3年間米国ペンシルバニア大学留学し、2011年より現職。悪性脳腫瘍の治療を専門とし、医療機器開発に取り組んでいる。術中MRIを核とするインテリジェント手術では2000以上のチーム臨床実績があり、発展型のスマート治療室SCOTの開発を主導。低リスク高効果の精密誘導治療を目指し、光線力学的療法や自家腫瘍ワクチン等のがん新規治療法の臨床開発も行っている。

東京女子医科大学大学院 医学研究科 先端生命医科学系専攻 先端工学外科学分野 教授

村垣 善浩氏

14:55~15:45

講演2:
「患者QOLを劇的に改善するインプラント人工腎臓」

2001年東京大学大学院工学系研究科機械情報工学博士課程修了。博士(工学)。マサチューセッツ工科大学航空宇宙工学科ポスドク研究員、リサーチエンジニアを経て、2004年より慶應義塾大学理工学部機械工学科専任講師。2017年より同教授。マイクロ・ナノ工学をベースに、医療やICTへの応用研究を遂行中。2017年5月に新しい減塩を実現する株式会社LTaste創業。2016年慶應義塾大学主催健康医療ベンチャー大賞第1回優勝チーム。2020年次世代リーダービジネスプランコンテスト特別賞。2015年より機械工学科において、技術者倫理教育を行う「創造と倫理」の授業を担当している。

慶應義塾大学 理工学部 教授

三木 則尚氏

15:55~16:45

講演3:
「プロジェクションマッピング技術を応用した手術ガイドシステムMIPS」

職業能力開発総合大学校を卒業後2005年に三鷹光器に入社、主に医療機器分野の製造・開発に携わり、2014年に取締役に就任、就任後は先端医療機器開発室の室長としてMIPS(ミップス)・4K3Dビデオ顕微鏡等の開発プロジェクトを統括する。 MIPSの開発プロジェクトでは第8回ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞を共同開発者の京都大学医学部、パナソニックと共に受賞。

三鷹光器株式会社 取締役

中村 勝之氏

16:45~16:50

閉会挨拶

申込方法

申込フォームからこちらからお申し込みください。

対  象:どなたでも受講可能です
申込期限:2021年12月15日(水) ※定員100名(先着順)

お申込みいただいた方には開催日の前日までに受講用URLをお送りします。
Webフォームからのお申し込みができない場合は、下記問い合わせ先までご連絡ください。

お問い合わせ先(都産技研からの委託業者)
株式会社アイフィス 「都産技研医工連携セミナー」運営事務局
E-mail:ikorenkei@ifys.jp
TEL:03-6825-6177
受付時間 10:00~17:00(土・日・祝日を除く)