講演1
国際医療福祉大学大学院
副大学院長・東北大学名誉教授
下川 宏明 氏
講演2
サウンドウェーブ イノベーション株式会社
執行役員 研究開発部 部長
吉川 泰生 氏
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター(都産技研)では、2017年度から東京都の委託を受けて、「医療機器産業参入におけるものづくり系中小企業等に対する技術的支援事業」を行っています。この事業では、臨床・研究機関や製販企業のニーズと、中小製造業のシーズのマッチングを図るとともに、技術的なサポートを行っています。また、この事業の一環として、新しい医療技術、および医工連携開発事例に関するセミナーを開催しており、特にものづくり系中小企業の皆さまへ情報提供を行っております。
現在、世界中で5,500万人を超える人々が認知症を患っており、毎年約1,000万人の新規症例が発生しています。認知症は、脳に影響を及ぼすさまざまな病気や傷害によって生じますが、アルツハイマー病は最も一般的な認知症で、認知症全体の60~70%を占めていると考えられています※)。このアルツハイマー病に対し、世界で初めて安全性と有効性を示唆する非薬物治療法を開発された、国際医療福祉大学大学院副大学院長で東北大学名誉教授である下川宏明氏より、「低出力パルス波超音波を用いたアルツハイマー病に対する先端医療の開発」という演題でご講演いただきます。また、下川氏が創設したスタートアップ企業であるサウンドウェーブイノベーション株式会社における、医工連携による製品開発事例として、同社の執行役員 研究開発部 部長である吉川泰生氏より、「新医療機器、低出力パルス波超音波(LIPUS)の開発と課題」という演題でご講演いただきます。
※)https://japan-who.or.jp/factsheets/factsheets_type/dementia/公益財団法人日本WHO協会HPより引用
東京都立産業技術研究センター企画部 部長
片桐 正博
放射線計測・応用、
超音波診断装置設計・計測
電気工学
電機メーカー出身
飯野 公則
金属材料、複合材料、
表面処理
界面物性工学
国立研究開発法人出身
鈴木 孝和
内視鏡設計製作、薬機法
精密機械工学
光学機器メーカー出身
大野 国男
歯科用機械器具、薬機法、
安全性
機械工学
歯科医療機器メーカー出身
本庄 裕行
医療・福祉機器の電気的安全性、
超短波、超音波、
赤外線、紫外線
電子工学
公設試験研究機関出身
岡野 宏
内視鏡、医療用機械器具、
品質管理
機械工学
光学機器メーカー出身
山口 達也
高周波治療機器、画像診断、
産学連携事業
電気工学
光学機器メーカー出身
五反田 正一
1979年、九州大学医学部医学科卒業、1985年医学博士。
1990年、飯塚病院循環器内科医長、また、九州大学循環器内科に14年間在籍し、2005年から東北大学医学系研究科教授、2013 年から東北大学病院臨床研究センター長(兼務)、2020年より同大学名誉教授・医学系研究科客員教授(現任)を務める。
2020年4月に東北大発のスタートアップ企業であるサウンドウェーブイノベーション株式会社を創設、取締役に就任。
2022年より同社取締役会長兼CMO(Chief Medical Officer)。
(受賞)1999年日本循環器学会学会賞、2006年米国心臓協会学会賞、2012年日本医師会医学賞、2014・2019年文部科学大臣表彰、2014年ヨーロッパ心臓病学会学会賞
国際医療福祉大学大学院副大学院長・東北大学名誉教授
下川 宏明 氏
2008年 東北大学大学院工学研究科卒業(修士)。
2008年 GEヘルスケア・ジャパン(旧GE横河メディカルシステム)入社。超音波診断装置用プローブの設計・開発およびプロジェクトマネージメント業務に従事。
2021年 サウンドウェーブイノベーション株式会社入社し、低出力パルス波超音波(LIPUS)を用いた治療機器(新医療機器)の開発マネージャーとして機器開発全般をリード。2023年7月、執行役員 研究開発部 部長に就任。
サウンドウェーブイノベーション株式会社 執行役員 研究開発部 部長
吉川 泰生 氏
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対 象:どなたでも受講可能です
申込期限:2023年7月25日(火) ※定員100名(先着順)
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